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 参考資料
(海外人事関係)

( 法務関係 )


(人事・労務関係)

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疲労度チェックリスト

 


メンタルヘルスについて


 ◎ 職場におけるメンタルヘルス対策の基本

 旧労働省は2000年8月に「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」
を出しています。この指針で述べられているメンタルヘルスケアの基本的な考え方は、@
セルフケア、Aラインによるケア、B事業場内産業保健スタッフによるケア、C事業場外
資源によるケア、という4つの部分で構成されていますが、この4つのケアを事業場の中
で1つのシステムとして機能させることが重視されています。
 「自分の健康は自分で守る」ことは当然であり、そのためには各自がセルフケアの意味
と意義を十分に理解し、実行に必要な知識や技法を身につけることが欠かせません。
ラインによるケアは、職場のストレス要因を把握し、それを可能な限り減少させるために
必要な機能です。管理監督者が「いつもと違う」部下への気づきをよくし、そうした部下へ
の声かけを行うことが、メンタルヘルス不全の早期発見の糸口となります。
 セルフケアとラインによるケアがうまく機能するようにサポートすることは産業医、看護
師等の事業場内産業保健スタッフにとってプライオリティの高い業務です。本人や管理監
督者の持ってきた課題を必ず受け止めることが必要です。保健スタッフが自分の力のみ
では対応できないときは、事業場外の人的資源を活用することになります。

  うつ状態を例とした早期発見、早期治療のモデル
(1)睡眠障害や食欲低下などの症状が、本人の気づく範囲の特別な理由もなく長期間続
  く場合には、自分から積極的に産業医や看護師等に相談する(セルフケア)。
(2)作業能力の低下、それまでにはなかった遅刻や無断欠勤などが続く部下に対して管
  理監督者が「声かけ」をし、話を聴く。あるいは産業医、看護師等に相談することを勧
  める。必要な場合には、管理監督者が本人にその旨を伝えたうえで、部下の問題とし
  て産業医、看護師等に相談する(ラインによるケア)。
(3)産業医、看護師等は、相談にきた社員、管理監督者の話をきちんと受け止める。
   産業医は、うつ状態であるかどうかを確認する(産業スタッフによるケア)。
(4)うつ病であるかどうかの診断は専門的な素養を持つ精神科あるいは心療内科の医 
  師にゆだねることが適切なので、産業医が紹介する(事業場外資源によるケア)

◎ ストレスについて

 外部からの刺激(ストレッサーといいます)を受けて、生体に起こる反応を「ストレス」と
いいます。ストレスという言葉にはとかく悪いイメージを想像しがちですが、適度なストレス
は適度な緊張をあたえ、仕事を効率的に進めるのに役立つともいわれています。しかし、
過剰なストレスは仕事の生産性の低下や心身の変調を招き、ひいては精神障害や心身
症などの疾患を引き起こす要因ともなることがあります。
 以下は、自分や同僚、部下などがストレスに対処していくためのヒントです。ただし、人
によって症状は異なりますので、生半可な対応は危険です。重い症状があれば、保健ス
タッフや医師に相談してください。
(1)ストレスの発見
 人によってストレスの現れ方は違いますが、以下のような変化があれば、本人には強
いストレスがたまっていると考えられます。
 ・今まで好きだったことにも打ち込めなくなる
 ・新聞を読んだり、テレビなどを見る気がしなくなる
 ・仕事への意欲が低下する   ・何をするにもおっくうになる
 ・動作や話し方が遅くなる   ・いらいらしたり、落ち着きがなくなる
 ・離籍が増える   ・欠勤、遅刻が増える   ・ミスが増える
 このような症状が続くようなら、とりあえず無理をしないようにするとともに、原因を考え
ていく必要があります。
(2)原因への対処
 ストレスの原因が仕事にあるのか、家庭内にあるのか、手がかりを得ましょう。
 会社(仕事)に原因があるのなら
 ・原因が明確であるなら、原因をなくすことを考えます
 ・単に忙しいだけであれば、仕事の期限や配分を考えます
 ・ストレスの影響が相当にでているなら、仕事の担当を変える、人数を増やす、休ませ 
  る等の対策を考えます
 ・病的な状況であれば、休ませて、病院やカウンセリングにかかることを勧めましょう
 いずれにせよ、原因をなくす、原因を小さくする、原因を遠ざける、本人を遠ざけるなど
の内、できることをするしかありません。
(3)ストレスを和らげる
 自分自身でストレスを感じてるなと自覚できるなら、以下の方法も効果があります。
 ・散歩等軽い運動でエネルギーを発散させる
 ・時々、顔を洗う、新鮮な空気を吸う
 ・温かめの風呂にゆったりと入る
 ・規則的な生活をする
 ・思っていることをたくさん話せる仲間をつくる
(4)病的な症状になってしまった場合
 WHO(世界保健機構)の基準では、
  @抑うつ気分(気分障害)
  A外界に対する興味、喜びが減退
  B疲れやすく活力に欠ける
 以上3つの症状が2週間以上続いた場合は「うつ」とみなすそうです。
   自分自身が上記の症状だと思うなら、メンタルヘルスの医院でカウンセリングを受け
た方がいいでしょう。また、同僚や部下が上記の状況であれば、話を聴いてあげるととも
に、医師に相談することを勧めましょう。

 うつの症状のある相手に決してやってはいけないことが2つあります。
     @頑張れと元気づける    A酒にさそう
 @元気を出したくても出せない者に頑張れということは本人を追い詰めることになりま 
  す。
 Aうつは性格ではなく病気なのです。酒は病状を悪化させる要因になります。


○ 参考HP
 うつに関する解説や自己診断チェックリストが載っています。

 

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